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いずれ訪れる終末、そして千年王国(メシア王国)を待ち望む

終末預言を読み解く:第三神殿の再建

2023年1月11日

聖書ニュース.comさんより転載

終末預言を読み解く:第三神殿の再建 - 聖書ニュース.com (seishonews.com)

 

聖書では、いつの日か、エルサレムユダヤ神殿が再建されることが預言されています。

エルサレムの神殿は、過去に2回建設されており、それぞれ第一神殿、第二神殿と呼ばれています。

  • 第一神殿:ソロモンの時代(紀元前10世紀頃)に完成。紀元前587年にバビロン軍によって破壊される。
  • 第二神殿:バビロン捕囚から帰還したユダヤ人が紀元前516年に再建。紀元70年にローマ軍によって破壊される。それ以降、現在に至るまで、エルサレムに神殿がない状態が続いている。

ユダヤ神殿が建っていた「神殿の丘」と呼ばれる土地には、現在イスラム教の「黄金のドーム」が建っています。しかし、神殿の丘にいつかユダヤ教の3つ目の神殿、第三神殿が建つというのが聖書の預言です。

関連聖句と解説

この神殿の再建について預言している聖書箇所は、ダニエル9:27、マタイ24:15、2テサロニケ2:3~4、黙示録11:1~2の4つです。ここでは、代表的なダニエル9:27aを取り上げます。この箇所は、7年間の大患難時代(Great Tribulation)が始まるしるしとなる出来事の預言です。

27  彼は一週の間、多くの者と堅い契約を結び、半週の間、いけにえとささげ物をやめさせる。

この箇所の「彼」とは「反キリスト」と呼ばれる人物のことで、「多くの者」はイスラエルを指します。「週」とは、ヘブル語で「7」という意味の語「シャブア」です。日本語で「週」というと7日間のことですが、ヘブル語のシャブアは単に「7」という意味ですので、文脈によって単位が変わります。この前後では年数を表す語として使われており、ここでは「7年間」という意味になります。この反キリストとイスラエルが7年間の「契約」(平和条約)を結ぶことで、大患難時代が始まるという預言です。

この預言で神殿に関して注目すべき点は、大患難時代が始まって3年半後の中間期になると、反キリストが「いけにえとささげ物をやめさせ」ると預言されていることです。イスラエルが「いけにえとささげ物」をささげる場所は、律法の規定でエルサレムの神殿と定められています。そのため、大患難時代の中間期までにはエルサレムに神殿が建っていることになります。この箇所が第三神殿の預言となっているのはそのためです。

神殿が建つ時期

ダニエル9:27aから、神殿は大患難時代の中間期までには再建されていることがわかります。ただし、具体的にいつ再建されるかまではわかりません。大患難時代に入る前に建てられる可能性も、大患難時代に入って3年半の間に建てられる可能性もあります。

ただ、言えることは、1967年の六日戦争(第三次中東戦争)が起こるまでは、神殿の再建は不可能だったことです。それ以前は、神殿の丘はヨルダンの統治下にあったためです。それが六日戦争でイスラエルの統治下に入り、預言が成就する状況が整ったのです。

反キリストが神性宣言を行う

反キリストが大患難時代の中間期に神殿のいけにえをやめさせることはダニエル9:27aで見ました。その詳細が2テサロニケ2:4に記されています。

4  不法の者は、すべて神と呼ばれるもの、礼拝されるものに対抗して自分を高く上げ、ついには自分こそ神であると宣言して、神の宮に座ることになります。 

ここで「不法の者」は反キリスト、「神の宮」は神殿を指しています。反キリストは、エルサレムの神殿で自分こそが神であると宣言し、自分以外に対する礼拝をやめさせます。そのため、神殿でささげられるユダヤ教のいけにえも禁じられることになります。この時に、ユダヤ人は反キリストにだまされていたことに気づくのです。

神の臨在も祝福もない

ソロモン王の建てた第一神殿には、神の臨在(シャカイナグローリー)がありました(2歴代誌7:1~3)。バビロン捕囚後に総督ゼルバベルが建てた第二神殿には、主の臨在はありませんでしたが、主の祝福が約束されていました(ハガイ2:1~9)。しかし、第三神殿には、主の臨在も、主の祝福の約束もありません。イザヤ66:1~4には、次のような主のことばが記されています。

1  【主】はこう言われる。「天はわたしの王座、地はわたしの足台。あなたがたがわたしのために建てる家は、いったいどこにあるのか。わたしの安息の場は、いったいどこにあるのか。  2  これらすべては、わたしの手が造った。それで、これらすべては存在するのだ。──【主】のことば──わたしが目を留める者、それは、貧しい者、霊の砕かれた者、わたしのことばにおののく者だ。 
3  牛を屠る者が、人を打ち殺す者。羊をいけにえにする者が、犬の首を折る者。穀物のささげ物を献げる者が、豚の血を献げる者。乳香を記念として献げる者が、偶像をたたえる者。実に彼らは自分の道を選び、そのたましいは忌まわしいものを喜ぶ。  
4  わたしも彼らを厳しく扱うことを選び、彼らに恐怖をもたらす。それは、わたしが呼んでもだれも答えず、わたしが語りかけても聞かず、わたしの目に悪であることを行い、わたしの喜ばないことを選んだからだ。」 

ここでは、神殿を建てる者への祝福や励ましのことばはありません。むしろ、厳しい叱責の言葉があります。それは、神殿を建てる人々が、主が語ったみことば(聖書)に聞き従わないためです。

神殿では、祭壇で牛、羊、穀物、乳香などをささげますが、そうしたものがすべて、豚の血や偶像など汚れた忌まわしいものと見なされます(3節)。第三神殿は、反キリストが神性宣言を行う「反キリストの神殿」となり、神に真の礼拝をささげる場所とはなりません。

イスラエルで神殿の建設準備が進んでいるという報道に接することがありますが、キリスト教ユダヤ教では受け取り方がまったく異なります。第三神殿の建設は、ユダヤ教にとってはメシア到来のための準備ですが、キリスト教では反キリストの登場と大患難時代が近付いていることのしるしです。

参考資料

第三神殿の建設準備が進む

2022年12月4日

聖書ニュース.comさんより転載

 

第三神殿の建設準備が進む - 聖書ニュース.com (seishonews.com)

イスラエルのニュースメディア『Israel 365 News』が、「イスラエル独立記念日ユダヤ人が第三神殿の建設を開始」という見出しで、エルサレムに神殿を建てる計画が着実に進んでいることを報じている。記事は次のような書き出しで始まっている。

独立記念日を祝って家族でバーベキューをするイスラエル人が多い中で、エルサレムの旧市街に集まり、預言されている第三神殿を建てるために石を削り始めた小さなグループがある。
ー Adam Eliyahu Berkowitz, “Jews begin building Third Temple on Israel Independence Day,” Israel 365 News, 6 May 2022

原文を読む

 

このグループを指導したのは、アリエ・リポ(Aryeh Lipo)というユダヤ教のラビである。リポは、「神殿の建設はユダヤ人が従うべき命令だ」として、次のように語っている。

私たちには、神殿を建てるというミツバ(律法の命令)があります。このミツバは無条件で、時間制限もありません。私たちはいつもこの命令を受けているのです。そのため、この命令の実行に積極的に取り組んでいない現状は残念なことです。現在、神殿の丘で神殿建設を始めることは政治的に複雑なことですが、だからといってこのミツバを免除されるわけではありません。
ー Adam Eliyahu Berkowitz, “Jews begin building Third Temple on Israel Independence Day,” Israel 365 News, 6 May 2022

原文を読む

 

しかし、リポは、神殿の丘に神殿を建て始めることができないからといって、このミツバを実行できないわけではないことに気付いた。神殿の建設に使う石を準備することで、このミツバを実行できるからだ。聖書によると、神殿に使用する石は、切り出して完全に形を整えてから神殿建設の現場に運ぶことになっている。旧約聖書の1列王記6:7には、ソロモンが最初に神殿を建設した時の様子が次のように記されている。

神殿が建てられたとき、石切り場で完全に仕上げられた石で建てられたので、工事中、槌や斧や、いかなる鉄の道具の音も、いっさい神殿の中では聞こえなかった。

この聖句通りにするなら、いずれにせよ神殿の丘では鉄の道具を使うことができない。そのため、神殿の外で石を完成させる作業をまず始める必要がある。

神殿に使用する石は、ユダヤ・サマリヤ地方のエイシュ・コデシュという地域から切り出され、エルサレム旧市街にあるフルバ・シナゴーグの近くに運ばれてくる。そこで道具を使って石を削って仕上げるのである。そして、この作業に参加できるイベントを独立記念日に開催したというわけだ。

リポは、今後もこのようなイベントをさらに行い、第三神殿の建設に使う石を準備していきたいと語っている。

 MEMO

関連する預言:第三神殿

写真:Benjamin(ライセンス:CC BY-NC-ND 2.0

 

赤い雌牛の到着に沸くユダヤ人と第三神殿

2022年12月4日

聖書ニュース.comさんより転載

赤い雌牛の到着に沸くユダヤ人と第三神殿 - 聖書ニュース.com (seishonews.com)

米国のテキサスから空輸された赤い雌牛5頭がイスラエルに到着し、話題となっている。この赤い雌牛は、ユダヤ人の一部がエルサレムに建設しようとしている「第三神殿」で欠かせないもので、預言的に大きな意味を持っている。『All Israel News』は、この出来事を次のように報じている。

ラビが認めた5頭の赤毛の雌牛が、木曜日(9月15日)にテキサスから到着し、ベングリオン空港で厳かな歓迎を受けた。それと同時に、この5頭の雌牛がイスラエルにいることの預言的意味や、この世界が第三神殿時代、つまり「終わりの日」に向かってまっしぐらに進んでいるかどうかについて、様々な憶測が飛び交っている。 この雌牛はラビが検査し、赤い毛色で傷がないものであることが確認された。これは、いけにえとしてささげるための儀式的な清さを意味し、モーセの律法に規定されているものだ。モーセの律法に従う者が儀式的に清められるには、民数記によると、赤い雌牛の灰が必要なのである。
― Nicole Jansezian, “Does the arrival of five red heifers in Israel signal third temple, end times?,” All Israel News, 17 Sep 2022

原文を読む



赤い雌牛の必要性

先ほど紹介したニュースでは「民数記」が言及されていたが、具体的には民数記19章の規定である。この中の民数記19:2には、次のように記されている。

2  「【主】が命じるおしえの定めは、こうである。イスラエルの子らに告げよ。まだくびきを負わせたことがなく、傷のない完全な、赤い雌牛をあなたのところに引いて来るようにと。

この赤い雌牛は、先ほどの記事が言うように儀式的な汚れを取り去るために必要なもので、これがないと神殿で儀式を執り行うことができない。この赤い雌牛について、ユダヤ系ニュースサイトの『Israel365 News』は次のように説明している。

赤い雌牛は、死体に近づいたり接触したりすることで生じる汚れを清める儀式で重要な役割を果し、この手順は聖書に定められている。第二神殿の崩壊以来、この儀式に必要なものが欠けていたため、現在のすべてのユダヤ人は儀式的に汚れていると見なされており、その結果、神殿の礼拝を再開できない状態になっている。
ー Adam Eliyahu Berkowitz, “ISRAEL365 EXCLUSIVE: Red Heifers arrive in Israel,” Israel365 News, 16 Sep 2022

原文を読む

 

この雌牛は、民数記19章の記述によると、次のように処理され、使用される。

5  その雌牛は彼の目の前で焼き、皮と肉と血を汚物とともに焼く。 … 9  それから、きよい人がその雌牛の灰を集め、宿営の外のきよい所に置く。そして、イスラエルの会衆のために、汚れを除く水を作るために保存しておく。これは罪のきよめのささげ物である。 … 13  死人、すなわち死んだ人間のたましいに触れ、身の汚れを除かない者はみな、【主】の幕屋を汚す。その者はイスラエルから断ち切られる。その者は汚れを除く水を振りかけられていないので汚れていて、その者の中になお汚れがあるからである。… 18  きよい人がヒソプを取ってこの水に浸し、それを天幕に、すべての器の上に、そこにいた者の上に、また骨、刺し殺された者、死人、墓に触れた者の上にかける。 

ここでいう「罪のきよめのささげ物」「汚れを除く水」が、赤い雌牛を焼いた灰を混ぜた水である。この水がないと、儀式的な汚れが残るため、神殿で礼拝を行うことができない。そのため、この赤い雌牛がいないと神殿を再建しても意味がないのである。

 MEMO

ユダヤ教の戒律では、赤い雌牛はイスラエルで生まれる必要があるので、テキサスから空輸された5匹の雌牛はいけにえの対象とはならない。実際のいけにえは、この5頭から生まれた雌牛の中から選ばれることになる。ただし、これはラビが教えるユダヤ教の教えであって、聖書にそのような規定はない。

ユダヤ人の視点

この赤い雌牛の飼育は、ユダヤ神殿の再建のために活動している団体「神殿協会」が、米国のクリスチャン団体の協力を得て実現したものである。ユダヤ教の正統派には、神殿の建設はメシアの来臨と関連しているという教えがあり、メシアの到来とイスラエルの贖いを求めて建設準備が行われている。ユダヤ教のラビの厳密な検査に合格した赤い雌牛の到着は、神殿建設に向けた大きな一歩であり、第三神殿を実現する気運が高まっている。

クリスチャンの視点

一方、聖書を字義通りに信じるクリスチャンは、神殿の再建は反キリストの到来と関連していると考える。そのため、神殿の建設準備が進むことは、反キリストの時代、大患難時代が近付いているしるしとしてとらえる。

 MEMO

この「第三神殿」に関する聖書預言は、記事「終末預言を読み解く:第三神殿の再建」で解説しています。

また、赤い雌牛は、罪を清めるイエスの犠牲の型でもある。民数記19:3、5では、この赤い雌牛について次のように言われている。

3  あなたがたはそれを祭司エルアザルに渡す。そして宿営の外に引き出し、彼の前で屠る。 …その雌牛は彼の目の前で焼き、皮と肉と血を汚物とともに焼く。 

一方、次のヘブル13:11~12は、明らかに民数記19:3を念頭に置いて書かれている。

11  動物の血は、罪のきよめのささげ物として、大祭司によって聖所の中に持って行かれますが、からだは宿営の外で焼かれるのです。 12  それでイエスも、ご自分の血によって民を聖なるものとするために、門の外で苦しみを受けられました。 

エスが十字架上で血を流されたのは、イエスを信じる人々の罪をきよめるささげ物となるためであったことが、赤い雌牛の規定を背景に教えられている。また、ヘブル9:13~14では、雌牛の灰と明確に関連付け、次のように言われている。

13  雄やぎと雄牛の血や、若い雌牛の灰を汚れた人々に振りかけると、それが聖なるものとする働きをして、からだをきよいものにするのなら、 14  まして、キリストが傷のないご自分を、とこしえの御霊によって神にお献げになったその血は、どれだけ私たちの良心をきよめて死んだ行いから離れさせ、生ける神に仕える者にすることでしょうか。

メシアを招来するために神殿の建設に心血を注ぐユダヤ人の思いとは異なり、メシアはすでに2千年前に来られ、人々を罪から清めるためのいけにえもすでにささげられている。そして、その血による罪の赦しは、すべての人の前に差し出されているのである。

 MEMO

エスの血によって罪が赦されることについては、中川健一「イエスが私たちの罪のために死んだとはどういう意味ですか」(聖書入門.com)をご参照ください。

参考資料

聖書ニュース.comさんより転載終了

 

今起こっている事がなぜなのか

聖書を読むと実に辻褄が合うのです

聖書は日本人には馴染みがないですが、実は全人類無関係ではないのです

嫌でもNWO(ニューワールド・オーダー新世界秩序)に巻き込まれる

聖書には福音があります、福音は良い知らせという意味です

宗教組織に関わるよりもまず聖書を読んでみませんか

(宗教組織と聖書は全く別物だと思います、ですから私は宗教は好きではないです)

私が聖書を読んで驚いたのは人は死んだら終わりじゃなく

永遠のいのちがあると書かれている!

その他にもすごい事が書いてある!

まだ一度も聖書を読んだ事がない方

一生に一回くらい読んでみませんか?

これを知らないのはもったいないと思います!

家で聖書を読んでるぶんには変な宗教の勧誘もないので!(^^)!

今は聖書的には大患難時代時代に入る直前の時代ではないかと思われます

これから急激なペースで世の中が変わって行き、次々に色々な事が起きて

何も知らない人々は思考停止になるかも知れません

今聖書を読んで準備しませんか?パニック状態の世の中になる前に。

最後まで読んで下さり有り難うございました(*^-^*)