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いずれ訪れる終末、そして千年王国(メシア王国)を待ち望む

かぼちゃの種

2023年12月30日

donのブログさんのサイトより転載
https://ameblo.jp/don1110/entry-12834466202.html

 

 

カボチャ(Cucurbita pepo L.)種子抽出物の駆虫活性と成分の評価-in vitroおよびin vivo試験
要旨

ヒトおよび家畜に寄生する線虫の抵抗性が高まっていることが、多くの研究で報告されている。

 

本研究では、Curcubita pepo (C. pepo) L. 熱水抽出物 (HWE)、冷水抽出物 (CWE)、エタノール抽出物 (ETE) の 

2 種類のモデル線虫に対する in vitro および in vivo 駆虫効果を評価した: 

線虫モデル2種:Caenorhabditis elegans(C.elegans)とHeligmosoides bakeri(H.bakeri)。

 

方法

 

 得られた抽出物の組成に関する質的・量的データを得るために、研究対象の植物について

ラマン、IR、LC-MS分光分析を行った:

 

 ETE、HWE、CWE。in vitro活性評価では、C. pepo抽出物がC. elegansおよびH. bakeriの異なる発育段階に

影響を与えることが示された。

 

以下のH. bakeri感染マウスを用いたin vivo実験により、in vitro試験で選択された最も活性の高いカボチャ抽出物の

阻害特性が確認された。

 

すべての抽出物にククルビチン、アミノ酸脂肪酸が含まれ、初めてベベリンとパルマチンが同定された。

 

すべてのC. pepo種子抽出物はin vitroで殺線虫性を示し、L1およびL2H. bakeri幼虫の生存に影響を与えた。

 

ETEは最も強力で、PBS対照と比較して、H. bakeriの卵の孵化にプラスの効果を示し、虫の運動に対して顕著な阻害特性を示した。

 

カボチャ種子抽出物は線虫の完全性や運動性に対して有意な影響は認められなかった。

 

in vivo試験におけるEtOH抽出物は、H. bakeriの糞便卵数と成虫数の両方に対して駆虫効果を示した。

 

最も卵数が減少したのは 8 g/kg の用量であった(H. bakeri に対する IC50 = 2.43; 95% Cl = 2.01-2.94)。

 

糞便卵数(FEC)の減少は、対照群と比較した処理マウスのワーム負担の有意な減少を伴った。

 

結論 カボチャ種子抽出物は、消化管(G.I.)線虫感染の制御に使用できる可能性がある。

 

現在利用可能な化学療法に代わる比較的安価なこの薬剤は、近い将来、新規薬剤候補として考慮されるべきである。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5037735/

 

donのブログさんのサイトより転載終了
https://ameblo.jp/don1110/entry-12834466202.html

 

 

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